自分とは何か?と感じている方へ
みなさま、こんにちは。管理人のまるです。
ふと、自分とは何か?と考えることはありませんか?
自分の身体の一部と認識することを拡張感覚というそうです。
・本日の紹介記事
自分とは何か?の問いに河崎純真さんが人の性質と機能から考える
記事テーマ:情緒とわたし 自分とは何か。
本性、感性、理性、知性、そして霊性。
私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。私を離れては、あなたがたは何もできないからである。
自分とは何か?
その問いに人の性質と機能から考えてゆく。
人は腸から始まり、脳幹、小脳、間脳、大脳の発達に伴って意識を拡大している。
本性とは:脳幹と小脳、そして腸
脳幹、小脳は主に原始脳とも呼ばれる。食欲、性欲、睡眠欲、なわばり、仲間づくり、攻撃、危険回避など人の本性そのものである。
腸は潜在的な意識に影響を与える。
http://buzzap.jp/news/20170707-gut-microbes-inluence-brain/
感性とは:間脳
間脳は主に動物脳とも呼ばれる。恐怖や怒り、嫌悪、愛着、喜び、悲しみなどの情動といわれる、人の感性をつかさどっている。
理性、知性とは:大脳
大脳は主に理性脳とも呼ばれる。状況に応じて適切な行動をするための高度な学習能力があり、人の理性と知性である。
霊性とは:自己拡張である。
さて、人は脊椎から始まり、原始能をもち、感情能に、理性がある。
これらを統合した意識が自我である。
しかし、人の特性として、霊長類としての特性として、
人は自分を拡張できる。
箸を使うとき、その箸は自分だろうか?
車を運転するとき、車が自分の体のように感じることはないだろうか。
人は自由自在に自分を拡張しているのである。
この拡張感覚がずれた時に、ものを正しく扱うことができない。
人は大脳によって繰り返し反復することによって、
自分を拡張することによって、モノを自由自在に扱うことができる。
これは人も同様である。
しかし、人間や動物の場合はモノと違って、
ありのままを無条件に受け入れてくれるわけではない。
人や動物と拡張するには、共感が必要である。
すなわち、ただ道具、モノ、場と自己拡張するのと異なり、
人は感情や共感というもので双方に自己拡張しなければ、拡張することは難しい。
しかし、この拡張感覚こそ、霊性である。
霊性を感じた時の万能感は、この自己拡張によるものである。
ちなみにLSDやアワヤスカなどはこの自己拡張のリミッターを外す機能があるのではないかと考えている。
しかし、リミッターが外れすぎて自己拡張しすぎると、戻って来れなくなるので、アワヤスカを使うときはシャーマンの歌が必要なのだろう。
人々の多くの問題は、何と拡張するのか?である。
以前の時代においては、個人は家族や地域、自然と拡張するだけでよかった。
しかし、時代がグローバルになり、様々な海外の価値観が入ってきた時代において、多様な価値観を受容しなければならなくなった。
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情緒とわたし:自分とは何か。. 本性、感性、理性、知性、そして霊性。 | by Junshin | Medium