河崎純真さんが考える共感資本論
みなさま、こんにちは。管理人のまるです。
お金には換算できない”共感”という価値を資本にする社会を「共感資本社会」というそうです。
・本日の紹介記事
河崎純真さんが考える、人とは何か?価値とは何か?について
記事テーマ:共感資本論
共感資本による共感主義
「あなた方は自分のために地上に宝を蓄えるのをやめなさい。そこでは蛾やさびが食い尽くし,また盗人が押し入って盗みます。20 むしろ,自分のために天に宝を蓄えなさい+。そこでは蛾もさびも食わず+,盗人が押し入って盗むこともありません — マタイ6章19, 20節
アウトライン
- 人とは何か
- 価値とは何か
- なぜ、今の貨幣経済では生きづらいのか?
- 共感経済とは何か
- 3つの資本を理解する
- 暴走する信用(価値のない信用)
- ブロックチェーンによる信用の陳腐化
- 共感の時代へ
人とは何か?
人とは霊長類である。
その特質は理性と霊性である。
本能は原始的特性である。
感情は動物的特性である。
理性とは分別である。
霊性とは自己拡張である。
価値とはなにか?
マルクスは資本論の中で商品の価値について、交換価値・使用価値の二つを定義していた。
本来、人間関係の営みの中では価値は無限に創出される。
なぜ、今の貨幣経済では生きづらいのか?
感情を切り離し、
合理性に行き過ぎているのが、
今の貨幣経済で生きづらい理由だ。
貨幣経済の中では、
信用を蓄積することによって、信用を得ることができる。
この信用を創造しているのは銀行である。
信用は価値生産を行わなければならない。
信用価値生産は合理性によって、最大化される。
しかし人間は、人間というハードウェアを利用している以上、感情を切り離すことはできない。
合理性を取れば、感情を殺すことになる。
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