河崎純真さんがこれから取り組みたいこと

みなさん、こんにちは。管理人のまるです。 

エンジニア以外にも僧侶の一面がある河崎純真さんですが、018教団という宗教活動も行っています。 

 

・本日の紹介記事 

河崎純真さんが今後取り組みたい活動 

 

【記事テーマ:コモンズ 組合組織と018教団 宗教活動】 

 

河崎は元々、 

クリスチャンの身としての、 

陰謀論に、 

対する基本的な見立てとして、 

世界は、 

旧約・新約聖書の物語に、 

人類の7割の人々が囚われているため、残り3割からはそれらが陰謀や大いなる計画のように見える。 

と解釈しています。 

前提として、 

ユダヤ、キリスト、イスラムは同じ物語を信じている。 

ヘブライ語聖書は、 

奴隷と解放の物語。 

ギリシャ語聖書は、 

愛と終末の物語。 

世界人口のうち、 

50億人はこの物語を予言と確信しており、その物語を実現するために動いています。 

なので、 

陰謀論というのは、 

個人の権力や構造ではなく、 

ヘブライ、 

ギリシャ語聖書に書かれた、 

予言の成就を50億人の人々が意識的かつ無意識化で達成しようとしていることです。 

ただ、 

それは決してダメな物話ではなく、 

人類の行先として、 

一つの結論になっていると感じます。 

西海岸のリバタリアンや、 

ハラリのような歴史学者 

ホーキングのような物理学者が、 

その物語を越えようと神の否定に取り組んでいますが、 

彼らは聖書を下敷きにした、 

あたらしい聖書をつくっているに過ぎないように見えます(ハラリのホモデウスなど) 

陰謀論に於いては、 

大なる知謀策謀が張り巡らされているように感じますが、 

クリスチャンの視点から見れば、 

ロスチャイルドも、 

ロックフェラーも、 

トランプもイギリス王室も、 

アラブ諸国も、 

彼らは等しく神の物語の前に、 

その人生と未来成就を捧げている、 

素朴な実践者でしかない。 

なので、 

細かい動きや、 

計画はともかくとしても、 

彼らが達成したいのは、 

予言の成就なので、 

シンプルに聖書を読めば、 

結果として彼らが望んでいるのは。 

この世の終わり、 

人類の滅亡、 

14万4000人の選ばれた民、 

天国の到来、 

人類の復活。 

ちなみにこの物語の起点に与していないのが仏教、ヒンドゥー思想。インド、中国、日本だと捉えていますが現状は旧約・新約聖書の世界観に巻き込まれています。 

なので、 

河崎としては、 

この大いなる物語を上書きする、 

あたらしい物語を用意するというアプローチに取り組んでいて、 

それが、 

コモンズ生協組合という、 

組合組織と 

018教団という、 

宗教活動です。 

 

Link:

河崎は元々、. クリスチャンの身としての、 | by Junshin | Medium

https://www.commonsos.com/ 

カタロニア生協が目指す社会とZEN OSがつくる世界

みなさん、こんにちは。管理人のまるです。 

「COMMONS OS」を利用することで、新しい仮想通貨をつくるシステムの「ZEN OS」 

河崎純真さんがエンジニアとして参加しているブロックチェーンの技術を活用した新しい経済圏をつくるプロジェクトです。 

 

・本日の紹介記事 

河崎純真さんがZEN OSでつくる目標とする世界とは?カタロニア生協が目指す社会で説明 

 

【記事テーマ:カタロニア生協の実験ー国境を超えた政府も中央銀行もない新しい世界ー】 

 

1 フェアコインとは? 

 

スペイン、カタロニアの生協が、国境を超えて富の再分配、住居の保証、インターネットを通じた職業の斡旋、職業の創出の実現を目指し、そのツールととしてファアコインというブロックチェーンの通貨を作り出した。カタロニアの生協の目標は、資本家や銀行家からの自助を通じた自立とそれを目指すこと、共同体における直接民主制の実現、南北の富の公平な分配、利子の否定、循環型のエネルギーの実現などを掲げている。 

実際にフェアコインを利用した金融の協同組合が設立された。銀行や政府の否定として無利子・無利息の金融機関・資金調達機関としての協同組合が作られている。教育、住居、医療保険に至るまで保証する共同体であり、資金調達を行ってフェアコインに基づく協同組合による金融機関を作るのだ。 

 

2 カタロニアの生協の目指す社会 

 

カタロニアの生協は、教育、住居、医療保険、循環型の環境に優しい社会、公平な富の再分配、伝統文化の保全などあらゆる分野の領域で実践している。それらは、フェアコインとそれに基づくファンドによって実現される。 

例えば、住居については、住宅ローンを返せなくなった方について協同組合がその物件を借り上げ社会住宅として確保する。そして、それらを住宅のストックとして確保して、住宅に困った方に提供するのだ。また、空き家についても協同組合が借り上げストックとして確保し提供する。その際の通貨のやり取りには、フェアコインが用いられる。 

教育については社会へ教化する装置として考える。モンテソッーリ教育やシュタイナー教育等を導入したフリースクールを設置し、無償で受けられるシステムを作る。そして、自由に考え表現する力を養う。また、カタロニアの伝統文化や言語を教育する場も提供する。スペインではかつて、フランコ政権のもとでカタロニア語バスク語といった少数者の言語は迫害されていた。その歴史も踏まえて地域の伝統を守るコミュニティを生協が構築するのだ。 

そして、カタロニアの生協の価値観に賛同する農業者、自営業者らが生産した農産物や工芸品を世界規模で売買される。当然、その際に使われる通貨はフェアコインである。各国の生協が、自国の農業やそれに基づく文化を守るために生産者と契約しその価値観に賛同する消費者に提供する仕組みを構築しているが、それを世界中に広げるのだ。 

 

3 ZEN OSが作る世界 

 

ブロックチェーンに基づく仮想通貨はもはや、ただの投機の手段でもただの決済ツールでもないのだ。ポスト資本主義の共同体・世界を、一つの村としてカタロニアの生協が構築し始めている。 

そうした共同体が無数にそして簡単に作る基盤が、ZEN OSなのだ。 

 

Link:

カタロニア生協の実験ー国境を超えた政府も中央銀行もない新しい経済圏 | by Junshin | Medium

https://www.commonsos.com/ 

ブロックチェーンの技術を活用した新しい経済圏をつくるプロジェクト「ZEN OS」

みなさま、こんにちは。管理人のまるです。 

下記の記事で紹介した琉球コインのプロジェクトは実現しませんでした。 

ですが、ブロックチェーン技術を活用した地方スポーツクラブの新たな資金調達手法による、チーム運営確立を目指すプロジェクト「FC琉球コイン(FCR)」として、2019年に仮想通貨取引のGMOコイン協賛で発足されたようです。

プロジェクトを通して新しいファンクラブのあり方を示すのが目的です。 

ブロックチェーンは多分野に技術を活用することが可能で、

「ZEN OS」は、新しい経済圏をつくることを目標としたプロジェクトです。 

 

・本日の紹介記事 

 

【記事テーマ:沖縄の歴史から考えてみる琉球コインとは?】 

 

(1)琉球コインのニュース 

 

仮想通貨技術「ブロックチェーン」を活用して琉球コイン(仮)をつくり流通させる構想を県内の金融機関、企業が検討していることがわかった。ビットコイン、円、ドルと換金できること、世界中に42万人いるとされるウチナーンチュや沖縄を訪問する観光客、琉球空手を通じて沖縄に関心を持った空手家などがターゲットだ。今回の論考では、沖縄の過去、現在を通じてなぜ、沖縄のビットコイン構想を論じながら、それとの関連でZEN OSの描く未来像を提示したい。 

 

(2)沖縄の立ち位置① ーマンダラ国家論とブロックチェーン 

 

前近代の東南アジアの国家形態をオリバー・ウォルタースが「マンダラ国家」であると論じた。東南アジアの国家は、巨大な中央集権の強い国家が成立せず、地方ごとにまとめる小さな主権、それらをまとめる中規模の主権、それらをまとめる大規模な主権というように重層的であった。理由としては島嶼やジャングルなどの地理的条件などから巨大な中央集権的な王国が成立しにくかったからである。 

加えて多くの王国が中国に朝貢し中国と冊封関係をつくりながら、一方でイスラム教やヒンドゥー文明を受容し、中心となる王国の王がヒンドゥー教の神格になぞらえ権威を振るうことがあった。それらの王国の中にある都市国家の中には、中国に独自に朝貢し中国の権威の下で事実上独立しているケースもあった。現在の南ベトナムにるチャンパーは、サンスクリット語公用語とされヒンドゥー教や仏教を受容しながら時期によっては中国に朝貢していた。 

マンダラ国家論で考えるならば、かつての琉球王国もその傾向が窺われる。グスク時代(11世紀から12世紀前後)には既に日本語と同系統の言語が話され、多神教神道との共通点が指摘される。琉球王国は14世紀に成立し明に朝貢する一方で、古事記に登場するイザナミノミコトなどを祀る波上宮が創建された。天照大神を祀る沖宮も創建されている。当時から、日本と中国の両国の影響下に置かれ、文化圏に所属しながら独自の王国がが成立していた。さしづめ、中国と日本という琉球から見たら巨大な国家が同心円状に影響を及ぼしながら、直接支配することは出来ないそうした地域が沖縄なのだ。まさしく日中のマンダラの中に、王国があったのだ。その一方でマラッカ王国やシャム(現在のタイ)との交易が盛んであり文化的な影響があった。 

その後、江戸時代に入り薩摩の琉球侵攻で薩摩の支配下に置かれたが、その後も清王朝琉球王国として朝貢した。両属帰属の地であった。こうしたことから、琉球は近代的な単一の領土に単一の主権という概念からは外れ、日中の影響下に置かれながら独自の王朝があるという支配構造があるのだ。 

通貨にしても、当時の歴史書では寛永通宝琉球王国の通貨である当間銭、清朝銭が使用される土地であった。 

私は、この歴史を考えた時に、「なぜ沖縄で財界をあげて大規模に仮想コイン事業が行われるか?」のヒントになると考えた。沖縄の歴史において、単一の国家が単一の主権を持つという現象がたかだか140年近くの歴史しかなく、むしろ500年以上もの間複数の主権が重なり合う土地だったのだ。主権国家体制では、国家が持つ通貨主権で管理されるという原則がある。しかし、そもそも複数の主権が重なり合うならば、複数の通貨がそれぞれ権威を持つことだってありうるはずだ。 

琉球コインの想定では、世界中のウチナーンチュ、海外からの観光客が想定され、円とドルとビットコインと交換可能だ。沖縄は、もともと中国と日本が複層的に影響を及ぼしながら東南アジアや中国との交易で発展してきた土地だ。加えて、戦後の沖縄にはアメリカの影響がある。複層的な影響がありながらも独自の琉球民間信仰や食文化が育まれた。 

また、近年では、琉球空手を通じて沖縄の信仰や文化に関心のある外国人や琉球音楽に興味のあるナイチャーも増えている。後述するように沖縄は、文化的には東南アジア各地との交易で栄えた時代の焼き直しのようである。琉球コインとは、強い主権が複層的に織りなしながら数百年生き残った琉球王国の時代の栄光を取り戻し、日本でもなければ中国でもアメリカでもない”沖縄””琉球”の象徴かもしれない。 

 

(3)沖縄の立ち位置②ー大交易時代と琉球コイン 

 

昨年、沖縄の勝連城跡から古代ローマのコインとオスマン・トルコ帝国のコインが発見された。 歴史的意義については慎重な検討が必要だが、東南アジアや東アジアとの交易を通じて中東や西洋とも歴史的に繋がっていた可能性が高いことを示唆する。 

14世紀から16世紀の琉球王国は、大交易時代と呼ばれ繁栄を謳歌していた。当時の明王朝は、海禁政策を敷いており中国との直接的な貿易は朝貢貿易を通じてしか出来なかった。10年に1度しか朝貢できない国家もある中で、琉球は毎年朝貢を許可され、時期によっては制限なしに朝貢することが出来た。馬や硫黄、珊瑚を輸出し、陶磁器や絹織物、漆器、書籍を明から輸入した。複数回、朝貢できた理由は、北元との政治的対立があり硫黄や馬を輸入したかったからと言われている。明からの商品を日本や東南アジア諸国が欲しがったので、それらを中継貿易で輸出した。香木や胡椒、象牙、日本刀を輸入し明から輸入した陶磁器や絹織物などを輸出したのだ。当時のマラッカ王国シャム王国と交易が大変盛んだった。那覇は国際貿易港として栄えた。 

当時の繁栄ぶりは、1458年に尚 泰久王によって鋳造され首里城正殿に飾られた「万国津梁之鐘」の碑文に書かれている。有名な一文は以下の通りだ。 

琉球国は南海の勝地にして、三韓の秀をあつめ、大明をもって輔車となし、日域をもって唇歯となす。この二中間にありて湧出せる蓬莱の島なり。舟楫をもって万国の津梁となし、異産至宝は十方刹に充満せり」 

今の日本語に訳せば「琉球国は、南海の景勝地にあり、朝鮮の秀れたものを集め、明とは料理んの輪であり、日本とは唇と歯の関係である。我が国は日本と民との間にある湧き出る理想の島であり、船をもって万国の架け橋となり、珍しい宝に溢れている」となる。その後の文章には、尚 泰久王のもとで仏教が盛んになり琉球が平和になった、という趣旨の内容が書かれている。実は鐘の碑文を書いたのは渓隠という禅僧であり、鋳造したのは藤原国善という日本の鋳物職人だった。当時の琉球には日本から多数の禅僧が渡来し、寺院が建てられました。禅僧は外交官を兼ねて琉球に渡来していた。建てらた寺院は、宗教上の施設としての役割のみならず外交官として僧を迎える役割があったとする説もある。沖縄の伝説上の仏教を伝えた僧は、13世紀中山王英祖王の時代に渡来した南宋の禅鑑という補陀落僧とされる。補陀落渡海とは、南方の彼方にあると信じられた観音菩薩の住む土地へ行く捨て身の船出であった。この伝承の有無はさておき、補陀落渡海僧が度々琉球に渡来し琉球の仏教に影響を与えたのだ。 

そして、沖縄にこの碑文と経緯が示すのは、いかに当時の琉球が交易が盛んであったこと最盛期の琉球は、日明と加えて東南アジアのそれぞれがマンダラの同心円状に影響を及ぼしあいながらも独立を保ったことを示唆される。 

現代、沖縄発の音楽や文化、料理、空手などの文化に興味を持つ人はナイチャーはもとより外国人まで興味を持つ時代となっている。世界各地で沖縄文化が広がっており、万国津梁之鐘が鋳造された時代を彷彿させます。そうした時代に立ち返るツールとして琉球コインが考えられる。 

 

(4)琉球コインとZEN OS 

 

私たちが作るZEN OSは、こうした琉球のような歴史に埋もれながらも独自の文化を持つ地域を世界中でプロデュースするOSとなることを目指している。琉球は当時17万人の人口しかいなかったにも関わらず東アジアから東南アジアの貿易の一大拠点でした。当時の琉球は大変小さい国にも関わらず世界に存在感があった。私たちは、主権国家体制に埋もれながらも独自の文化を持つ地域にZEN OSを通じて通貨を持つことが出来る環境を提供する。小さくと世界の中でキラリと光る地域と経済圏を作り出すことを目標している。 

 

Link:https://www.commonsos.com/ 

沖縄の歴史から考えてみる琉球コインとは?. 琉球コインとは? | by Junshin | Medium

 

神社仏閣の貧困問題もブロックチェーンで解決?

みなさん、こんにちは。管理人のまるです。 

神社仏閣は、世界遺産重要文化財として指定されている場合、国や地方自治体の保護下にあります。 

その一方で、少子高齢化や跡継ぎ不足などで、荒廃が進んでいる神社仏閣もたくさんあります。 

 

・本日の紹介記事 

神社仏閣の貧困問題を解決するための「ZEN OS」 

「ZEN OS」は、河崎純真さんが参加しているプロジェクトです。

ブロックチェーンの技術を活用した新しい仮想通貨をつくるシステムであり、新しい経済圏をつくることを目標としたプロジェクトです。 

 

【記事テーマ:貨幣と信仰ー神社仏閣ルネッサンスー】 

 

(1)市場の起こり 

 

私は、谷中銀座や浅草の商店街を歩くのが大好きだ。寿司屋、天ぷら屋でグルメを楽しみ、傘屋や伝統工芸のお店を見て歴史を体感するのが好きだ。また、郊外では高幡不動金剛寺門前町が好きだ。高幡不動金剛寺を参詣し、近くのかき揚げ丼を食べるのが楽しみだ。 

実は、江戸時代から続く商業地域は軒並み神社や仏閣の参道に面している。今話題の築地市場は、もともと築地本願寺門前町として江戸時代に魚市場が立ち並んでいた歴史がある。その歴史を基盤として築地市場が建てられた。表参道や原宿の竹下通りは、明治神宮門前町としての歴史があり、谷中銀座根津神社門前町から歴史を開始している。 

市場と神社仏閣、ヨーロッパならば教会と市場との密接な結びつきについて、網野善彦多くの歴史学者から指摘されているので詳細は割愛するが以下の歴史がある。 

多くの人々が集まり安全に取引しなければならない。当然、中世において夜は暗く盗賊に襲撃を受けるリスクや取引で騙し騙されるリスクもある。

そこで、人々が集まりなおかつ安全な場となれば、巡礼・信仰の対象として人々が集まりなおかつ神や仏の権威の元で平和な環境が担保された神社仏閣、教会周辺が市場として選ばれた。 

ベネチア商人として名高いベネチアには守護聖人の聖マルコを讃えた大聖堂があり、かつて中世商業の中心地として栄えたイスタンブールにはアヤ・ソフィアなどの大聖堂があった。

商業と宗教は切り離せないのだ。 

 

(2)現代の神社仏閣の貧困 

 

現在、多くの神社仏閣や教会は世界遺産重要文化財として指定され、国や地方自治体の保護下にある。

そして、歴史雑誌や文化誌には神社仏閣や教会は特集され、観光客が来る。 

その一方で跡継ぎ不足、地域の少子高齢化などで神社仏閣の荒廃は進んでいる。 

私は、これは本当に豊かな社会なのか?と悩む。

神社仏閣が行政から保護されるあり方が本当に豊かな社会なのか?

、でもある。確かに税金で文化財を保護するという視点は公益という観点からは重要かもしれない。

しかし、長期的に見て神社仏閣の集客力や生きた信仰が守られるか?という点では疑問符がつく。私は、博物館や美術館の展示品として集客するよりも”活き活きした信仰”が残る社会の方がより歴史を大事にしている社会だと感じるのだ。 

伊勢神宮は、現存する世界で最古級の宗教施設と考えている。20年に一度、式年遷宮と呼ばれる建て替えが行われ、そっくりそのままの建物が再現される。最古の式年遷宮持統天皇時代の西暦690年に行われた。西暦690年以来の建築物が今尚伝えられているのだ。式年遷宮を通じ建て替えられるため世界遺産や国宝には指定されていない。

しかし、記録で遡れるだけでも飛鳥時代以来の伝統が”生きた形”で残されている。

”生きた形”で残ってこそ真の意味で歴史や文化を大事にする世界ではないだろうか。

そして人々がごった返しながら市場が発生するイメージだ。 

 

(3)ZEN OSと神社仏閣 

 

私たちは、ZEN OSと呼ばれる仮想通貨を作るシステムを考えている。神社仏閣にこそZEN OS 

を利用してもらいたいと考えている。

ZEN OSを通じて各地の神社仏閣が歴史に根ざして仮想通貨を発行し流通してもらう。各地の神社仏閣ごとに通貨が発行され、職人や商店主、参詣者たちが利用され還元するイメージだ。

門前町の利用者、お祭りの利用者には独自通貨や記念に発行された通貨を利用する。

最近はヴァーチャルリアリティも発達して来たので、神社仏閣のお祭りにヴァーチャル空間で参加しながら仮想通貨で取引に参加することもできるのだ。 

そして、神社仏閣の建て替え、遷宮の時には臨時に共同体で通貨が神社仏閣の権威の元で発行され建て替えの原資が確保されのだ。

また、現代版”お蔭参り”として、例えば60年に1度のような集団参詣の時には、臨時にZEN OSを通じて参詣者にはお金が発行され参詣者たちはZEN OSを利用する焦点を利用することができるイメージだ。

60年周期で行われた伊勢神宮へのお蔭参りでは、子どもや奉公人は親や使用人の許可なく参詣することができ、お金がなくとも施しを受けながら参詣できた。 

ZEN OSを通じて神社仏閣のルネサンスが行われる社会が私たちのイメージだ。

 

Link: 

貨幣と信仰ー神社仏閣ルネッサンスー | by Junshin | Commons OS | Medium

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あなたは魔法使いになれるか?

みなさん、こんにちは。管理人のまるです。 

オズの魔法使いは、デフレ不況が進む当時のアメリカの金本位制vs金銀複本位制の対立を暗喩したものだと言われているそうです。 

子供のころに読んだきりで、登場人物たちが困難に立ち向かっていくお話ぐらいの記憶しかありません。 

これを機に、改めて読み直してみたいと思います。 

 

・本日の紹介記事 

河崎純真さんが考えるオズの魔法使いと通貨の知られざる関係性 

 

【記事テーマ:オズの魔法使いと通貨の知られざる関係性ー君は魔法使いになれるか?】 

 

オズの魔法使い」を読んだことはあるだろうか?子どもの頃読んだことがある方も多くいるだろう。ストーリの概要は以下のサイトに掲載されている。 

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%B3%95%E4%BD%BF%E3%81%84 

 

簡単なあらすじは以下の通りだ。 

カンザスに住んでいた少女ドロシーが、魔法が当たり前な”オズの国”に家ごと竜巻で飛ばされ、飛ばされた先に東の魔女たまたまたいて潰されてしまった。その魔女は悪い魔女だったので一躍ドロシーは英雄になるが、ドロシーの願いはカンザスに帰ることであった。そのために願いを叶えてくれるかもしれないオズの魔法使いの元へ行く旅に出たのだ。そしてその旅の途中で、知恵が欲しいかかし、勇気が欲しいライオン、心が欲しいブリキに出会い、一緒に旅することにした。 

オズの魔法使いは1900年に出版されたが、実は、デフレ不況が進む当時のアメリカの金本位制vs金銀複本位制の対立を暗喩したものだと言われているのだ。

 

http://www.independent.org/pdf/tir/tir_09_3_6_taylor.pdfによると、以下のように当てはめることができるのだという。 

 

・少女ドロシー・・・アメリカの伝統的価値観orアメリカの一般人 

・トト・・・禁酒党(当時のアメリカでは道徳的価値観から禁酒運動が盛んだった) 

・かかし・・・農民 

・ブリキの木こり・・・工場労働者 

マンチキン・・・アメリカ東部の一般市民 

・臆病なライオン・・・民主党から1896年、1900年に大統領選に立候補したブライアン。

金銀複本位制によるデフレーション脱却を主張した。雄弁家で野太い声で演説 

する(ライオンの吠える声)が選挙で負ける(臆病さ)。 

・東の悪い魔女・・・東部のウォール・ストリートの銀行資本家。農工業を支配し、工場労働者 

や農民を圧迫した上に、金本位制を象徴する悪い象徴。 

・西の悪い魔女・・・干ばつ 

・オズ・・・金の単位のオンス 

オズの魔法使い・・・当時のマッキンリーアメリカ大統領。金本位制を支持した。 

・黄色いレンガの道・・・金本位制 

・銀の靴・・・金銀複本位制を主張する意見。金銀複本位制支持するドロシーは、銀の靴を履 

き黄色いレンガの道を歩く。 

・エメラルドシティー・・・ワシントンDC。当時のアメリカの紙幣は、グリーンバック紙幣と 

呼ばれるアメリカの財務省が発行する裏が緑色の紙幣が流通していた。紙幣とオズの魔法使いを絶対する住民が住んでいた。 

 

当てはめたストーリーは以下のようになる。 

「ドロシーは竜巻に襲われ、干ばつに苦しむカンザスからオズの王国の中のマンチキンの王国に飛ばされる。

マンチキン(東部アメリ の市民)たちを独裁していた東の悪い魔女を圧死させる。東の魔女に働かされた一般市民を助け出した。

ドロシーは、カンザスに戻るためエメラルドシティーにいるオズの魔法使いに会いに行く。エメラルドシティーの人間は緑色のメガネをかけて魔法使いを絶対視していた。」 

 

この部分の解釈は、以下のようになる。 

 

一般人代表のカンザス在住のドロシーがカンザスから、アメリカ東部に飛ばれた。マンチキンと悪い魔女の関係は、農工業に従事する一般のアメリカ人と農工業を支配する銀行資本家の関係だ。一般人代表のドロシーは、金本位制を支持する銀行資本家への反感があったので殺した上で、労働者や農工業者を銀行家のくびきから解放したのだ。オズとはオンスでありオンスの魔法使いとは、通貨を司る中央政府の長、すなわち大統領を意味する。また、当時のアメリカ紙幣へ緑色であり、緑色の紙幣と政府を絶対視する世界=エメラルドシティーだ。そしてエメラルドシティーこそワシントンDCなのだ。 

 

「道中、ドロシーは黄色のレンガの道を魔法の銀の靴を歩き、北の良い魔女からの助けを受け、頭の中身は空っぽだけど大いなる常識を備えたかかし、心が無いことを悩むブリキ男、臆病なライオンを道連れに、エメラルドシティーを目指した。」 

 

この部分の解釈は以下のようになる。 

 

魔法の銀の靴とは、金銀複本位制であり黄色のレンガの道とは金本位制を指す。そして、北の良い魔女とは、金銀複数本位制を支持するニューイングランドの住民である。そして、デフレーションの煽りを受けた農民がかかし。 

工場で過酷な労働をして不況の煽りを受けたブリキ男。金銀複本位制を支持する大統領候補ブライアンを示すライオン。金銀複本位制を目指して引き連れてワシントンDCを目指すのだ。 

 

「エメラルドシティでオズの魔法使いに会い西の魔女を退治するように言われた。そしてドロシーは水を西の魔女にかけて退治した。」 

 

西の魔女とはアメリカ西部を襲った干ばつであり、干ばつなので水を散布することで解決した、ということだ。 

 

「いざカンザスに戻してもらうようにオズの魔法使いに頼むと実は、オズの魔法使いは、魔法使いに見せかけたただのペテン師だった。」 

 

実は、マッキンリー大統領は大統領前はオハイオ州知事をしており、貧困対策のチャリティ対策に熱心であった。また財界の支持を受けて大統領になった。つまり、熱心に政策をやっているように見せかけ肝心な重要なこと(金銀複本位制)やらない、また財界のいいなりで大統領個人では政策決定できない様子の暗喩なのだ。 

 

「南の良い魔女たちがドロシーを助けカンザスに戻った。その時に魔法の銀の靴が消滅した。ブリキの木こりはウィンキーの国に行き、かかしはエメラルドシティーに残り、臆病なライオンは動物たちに頼まれ森の王になった。」 

 

南の良い魔女とは、アメリカ南部の金銀複本位制を支持する人々がドロシーを助けたことを示す。そして、魔法の銀の靴の消滅とは、ブーア戦争やアフリカの植民地化で金鉱山の開発が進みインフレーションが発生しそもそも金銀複本位制の主張する理由が消滅したことを示す。ウィンキーの国とはアメリカ西部を指しすなわちアメリカ西部が工業化したことを示し、カカシがエメラルドシティーに残ったことは農民が産業化で移住したことを示し、ブライアンが王になったことは引き続き大物政治家に止まったことを示している。 

 

以上がストーリーである。

なぜ、通貨や経済を司るもの(大統領や銀行家)が魔法使いなのか?

今の社会は、中央銀行が紙幣を発行し、銀行による産業への融資とそれに伴う信用創造によって預金通貨を増やすことで経済が回っている側面がある。

つまり、インフレーションやデフレーション、好況不況がかなりの部分中央銀行がコントロールし、銀行家があらゆる産業を融資を通じコントロールしている。 

銀行家が資本主義をコントロールしている側面がある。だからこそ、その力をオズの魔法使いの筆者は”魔法”と呼んだのだ。 

 

金本位制にするのも政府紙幣の発行や金銀複本位制にするのも、オズの魔法使いの中では大統領の権限として捉えられた。しかし、その大統領すらもペテン師であり、実のところは銀行家が決めていることが示されている。(中央銀行総裁と政治家との関係もそれに近い) 

 

ZEN OSが提唱する新しい地域通貨の世界では、顔の見える規模のコミュニティや同じ価値観のコミュニティが通貨を管理し発行する。ZEN OSの世界では、ドロシーやかかしやブリキの木こりは、エメラルドシティ(政府中枢や金融機関のある首都)に行くことなくコミュニティの考えに応じて、通貨を発行する。つまり、コミュニティの成員が魔法使いになれる社会なのだ。 

 

Link:

オズの魔法使いと通貨の知られざる関係ー君は魔法使いになれるか? | by Junshin | Commons OS | Medium

https://www.commonsos.com/ 

仮想通貨をつくるシステム「ZEN OS」の紹介

みなさま、こんにちは。管理人のまるです。 

先日紹介した「COMMONS OS」を利用することで、新しい仮想通貨をつくるシステムの「ZEN OS」 

河崎純真さんがエンジニアとして参加しているブロックチェーンの技術を活用した新しい経済圏をつくるプロジェクトです。 

 

・本日の紹介記事 

河崎純真さんがエンジニアとして参加しているプロジェクト紹介 

 

【記事テーマ:ZEN OSが作り出す未来ー君に未来が見えているか アフリカ編】 

 

1 政府を人々の手で作る社会!? 

 

COMMONS OSを通じて集まった価値共同体ごとに通貨が発行され、福祉、公共サービスの一部が提供される。中央銀行、税金、社会保障、福祉が市民の自主的な管理で作り、管理するそうした社会が無数にある・・・ 

こうした話をすると突飛だ、奇抜だ、非現実的だ、と言われてしまう。筆者自身も構想を話すると、「現実性がない」「非現実的だ」と多くの友人は否定的だ。現状の日本を想定して、日本から独立して地域が独自の政府に準ずる機構を市民が設置して政府を管理する想像は厳しいようだ。 

私は、国際情勢、現代政治、そして未来予測からむしろ「政府を人々が作り出す社会は近い」と考えている。日本やアジアという枠を超えて世界規模で考えている。 

 

2 国家が死滅する社会?ーアフリカから見るブロックチェーンが示す未来 

 

イギリスの外交官は、現代の世界について①ポストモダン(先進国)、②モダン(新興工業国)、③プレモダン(発展途上国)の3層構造だと論じている。①ポストモダンの地域では、国家主義が弱まり、人権や民主主義の価値を信奉し、商業上でビールやソーセージに到るまで相互依存の関係を構築し、武力に基づく勢力均衡に基づく外交を選択肢として取らない地域としている。欧州や日本をそうした地域としている。②モダン(新興国)には中国やロシアが該当し、国家主権が強く権威主義に基づく統治が行われている。 

 

今回、ブロックチェーンとの関連で論じるのは、③プレモダン(発展途上国)の地域だ。③プレモダンの地域として代表例はアフリカだ。これらに地域ではまず、政府への信頼が低く、政府そのものが確立途上であり破綻国家としている。また、内乱が頻発し、政治的混乱が続く。混沌を周辺部が支配する、と論じた。 

 

現実問題、アフリカにおいては、部族や宗教、民族の分布とは関係なしに国境線が植民地化した欧州の都合で引かれ、国境を超えて部族が暮らしていたり、対立する民族、宗教が国家内に同居してたりする。そのため、利害関係が複雑政治的な対立や内戦が続き、中央政府への信頼度が極めて低い。また、軍事力や警察権力に基づく中央集権的な政府の確立していない。国民に適切にサービスを提供できないという意味では「破綻国家」と化している国が多い。 

 

プレ・モダンの国家では、国家が事実上分裂している国家もある。ソマリアソマリランドの関係がそれであり、ソマリランドは実質的な独立状態にある。ソマリランドは、承認している国は現時点ではないが、実質国家として独立状態にあり、経済的にも安定している。ソマリランドは、もともとイギリス領ソマリランドに起源があり、ソマリアが1960年に独立した時、イタリア信託統治ソマリアとイギリス領ソマリランドが統合され独立した経緯がある。部族対立や経済的利害から、ソマリランド地域が1991年に実質的に独立した。治安や経済状況はアフリカの平均的な地域よりも良いとされる。多くのアフリカ諸国は、国家が分裂する例になることを恐れ承認をしていないのだ。 

 

軍事・治安面での実力がなければソマリランドのような独立は困難だったが、ICT技術やブロックチェーン技術が変えようとしている。通常、国家は領域の範囲で単一の政府が主権を持ち、政府、徴税権力、警察権力、官僚機構を掌握し、中央銀行が発行する単一の通貨が流通されている。しかし、アフリカではそもそも中央政府への信頼度が高くなく、対立する部族や宗教が国内に同居したり、逆に国境線を超えて同じ部族が分布しているケースが多い。そのため、内戦やクーデター、政変が相次いで来た。また、これらの政情不安より、元来、通貨への信頼度が低く、特に富裕層の場合は米ドルによる資産の保有しているケースが多い。ブロックチェーン技術により、国家を超えてサイバー空間上で信頼され、国境を超えた送金手数料が極めて安い通貨が出現すれば、ブロックチェーンによる通貨を選ぶのだ。ブロックチェーン技術に基づく通貨は通貨供給量の上限が決められており、インフレーションへの高いアフリカの通貨に比べ信頼性は高い、と考えることもできる。そのため、国境を超えた経済圏が出現しつつあるのだ。 

 

また、アフリカでは、インフラ整備が遅れているため却って送電網が利用できないため却って携帯電話の普及率が高い地域がある。(ケニアでは携帯電話の普及率は9割)スマートフォンを利用したインターネット、インターネットを利用したマイクロファイナンスが普及しつつある。インフラの未整備でや政情不安などから、国家や大企業、大銀行の力が弱く信頼度が高くはないため、インターネットを利用した国境を超えた金融サービス、保険サービスなどが出現すると国家や国内資本の銀行や企業よりもインターネット上のサービスが選ばれるのだ。 

 

こうした背景から、アフリカでは、サイバー空間による仮想通貨、金融サービス、保険サービスが普及しやすく国家の機能がサイバー空間上のサービス機構にとってかわってしまうのだ。つまり、国家が融解していく現象が起きる。そして、ブロックチェーン技術による仮想通貨の広がりがついには福祉サービスやベーシックインカムまで提供される未来が待っているのだ。また、国境を超えた部族や宗教コミュニティーがそうした通貨を持ち、ブロックチェーン技術を利用した福祉サービスなどが提供されたコミュニティが出現する未来がある。もしかしたら、そうした部族や宗教コミュニティが国境を超えた自警団を持ち、給与を仮想通貨で提供され、国境を超えた”国家””武装集団”が出来るだろう。国家は死滅する世界が近いのかもしれない。 

 

3 COMMONS OSとは何か 

 

COMMONS OSとは、仮想通貨を簡単に作ることが出来るOSだ。仮想通貨というとテクノロジーに疎い人間には「難しそう」「胡散臭そう」と反応されてしまい、果ては「仮想通貨?投資話?詐欺でもするの?」と聞かれることすらある。でも私たちのCOMMONS OSでは、地域のおじさん・おばさんが町内会レベルでも簡単に仮想通貨が作れるレベルまでやってくる時代を考えている。すなわち、アプリやソシャゲを使う感覚で通貨が作られ、通貨が使われる未来なのだ。 

 

簡単に仮想通貨を作ることが出来るOSならば、エンジニアがいない部族や宗教コミュニティでも通貨を作ることが出来る。もしかしたら、アフリカの部族の儀式では、COMMONS OSを用いた新しい儀式が2020年あたりにはあるかもしれない。裁判や経済上の取り決めは多くの民族、部族では神の権威の元で行われてきた。神の権威に基づくコミュニティの信頼こそが部族間の決まりごとや経済上の取り決めをを定める機能を持ってきたのだ。そうした部族の儀式の中に、COMMONS OSが利用されている未来が私には見える。そして、そうしたコミュニティが無数に出現するとを可能にするのがCOMMONS OSなのだ。 

 

どうか、COMMONS OSと共に未来を想像してみようではないか。 

 

Link: https://www.commonsos.com/ 

ZEN OSが作り出す未来ー君に未来が見えているか アフリカ編. 1 政府を人々の手で作る社会!? | by Junshin | Commons OS | Medium

COMMONS OSの紹介

みなさま、こんにちは。管理人のまるです。 

河崎純真さんはエンジニアとして様々なプロジェクトに参加していて、その中の、「COMMONS OS」というブロックチェーンの技術を活用した新しい電子政府システムの紹介です。 

ほかのプロジェクトでの活動紹介も今後していく予定ですので、よろしくお願いいたします。 

 

・本日の紹介記事 

河崎純真さんがエンジニアとして参加しているプロジェクト紹介 

 

 記事テーマ:COMMONS OSを知るために必要な3つのこと 

 

このブログをご覧頂いた皆様、貴重なお時間を頂きありがとうございます。 

 

  • COMMONS OSが何を実現するものなのか? 
  • 誰にとってどんなメリットがあるのか? 
  • そもそもなんで必要なのか? 

 

この記事ではそういった疑問にお応えすべく、COMMONS OSがどういうものか?をレポートします。読了後、皆さんが少しでもCOMMONS OSを理解いただけたら幸いです。  

  1. COMMONS OSとは何か? 
  1. COMMONS OSが必要とされる背景 
  1. COMMONS OSが実現するもの 

COMMONS OSとは何か? 

COMMONS OSとは、それぞれの価値観で集合した集まり同士で社会システムを作れるようにするため、社会の形成に必要な要素をパッケージングしたものになります。 

”それぞれの価値観”とは何か?は後述で説明しますが、あたかもコンピュータにおけるOSのように、多くのシステムを動かす上での基盤となるようなもので”社会システムとは何か?”という部分についてはこれから説明します。 

社会システムとは、私達が暮らしている中で利用しているサービスやインフラを考えていただくのが一番わかり易いと思います。一例として 

  • 衣食住 
  • 行政 
  • 就労 
  • 金融 
  • 教育 
  • 育児 
  • 医療 
  • 介護 
  • コミュニケーション 

といったものが挙げられますがアプリケーションやシステムを利用して、誰でも簡単に利用できるような形で提供することを想定しています。 

特に金融面においては、Bitcoinのような仮想通貨と同じく、COMMONS OS内で利用でき、かつ現行通貨に換金できるような経済圏を持つことを想定しています 

2.COMMONS OSが必要とされる背景 

誰でも簡単に利用できる社会システムといっても、どういう人が利用するのか? 

その疑問を解く内容が、COMMONS OSが必要とされる背景になります。 

1つは、社会の動向についてです。 

大きく挙げるなら「中央集約型社会の崩壊」があります。 

既存社会では価値を効率よく、より早く生産するためモノもヒトも「同一規格化」されることで、そこに適応できないものが淘汰された結果、鬱病適応障害、自殺のように社会生活の存続に支障をきたす問題が多く発生しています。 

また、既存社会の仕組みを変える様々なサービスが台頭し、個人の暮らしや仕事、金融や行政サービスに至るまで、今までの中央集約型社会とは異なる、新しい社会を産み出しています。 

仮想通貨はその最たる例で、今まで通貨を中央管理して運用し信用創造していたものが、新しいロジックとシステムによって、分散型のネットワークとして価値を産み出しています。 

そのほかにもクラウドファウンディング、SaaSの発展、3Dプリンタなどの多くのテクノロジー 

より小集団(場合によっては個人)でも価値発揮ができるような仕組みが出来上がりつつあります。 

そしてもう1つに社会的マイノリティが抱える問題があります。 

例えば発達障害や、ほかの社会的マイノリティが抱える今の社会の「生きづらさ」はどこから来るのでしょうかそれは現存の社会(仕事場、学校、集団)のルールに合わないことです。 

法律や憲法に違反しているわけではないのに、集団の中で発生する決まりごとやカリキュラムを守れないことから発生するものです。なら今の社会のルールを変えればよいのか?今あるものを変えるのは困難が伴い、実現するのが難しいです。 

なら、自分たちに暮らしやすいルールのもと、経済的に自立した社会を作ればいい。 

例えば 

ADHDアスペルガーに向いた教育 

LGBTでも法的に婚姻することができる行政システム 

・所得に合わせた資本の分配が可能な経済循環 

などなど。 

つまり「特定の社会的な特性」を持った集団が「既存社会から自立」して生活することができる、それぞれの特性に合わせた社会システムをつくる。 

そんな仕組みをオープンソースの形で誰もが利用できる。 

これがCOMMONS OSが求める理想であり、設立の背景となります。 

  1. COMMONS OSが実現するもの

すでにCOMMONS OSが実現するものについて、おおよそ書いてしまいましたが、まとめとして改めて書いてみます。 

  • それぞれの価値観や特性に合わせた社会システムをパッケージングして提供 
  • 社会システムに必要な要素をアプリケーション等で提供する。 
  • 仮想通貨による経済圏の確保 

ということになります。 

当座の目標として、仮想通貨の経済圏確保をするために動き出しています。 

わからないことありましたらいつでもご連絡ください。 

ICO等の情報についてもご興味ありましたらお待ちしています。 

 

Link: https://www.commonsos.com/ 

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